[読書感想]★★★★★「不動心」松井 秀喜

■　本日の一冊紹介　━

不動心 (新潮新書)

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松井 秀喜
新潮社
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おすすめ度の平均:

ご両親Ｘ努力＝ガッズィーラ！
逆境
後々価値がわかる、パターン
松井ファンなら必読
“松井秀喜”という一人の人間の価値観を知れる本です。

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松井 秀喜
【私の評価】★★★★★

■　私の読書感想　━━

野球好きでも、松井ファンでもない私が
ふらりと立ち寄った図書館で何気に手に取った一冊。
サラッと読んで返却するつもりだったのに
ハマってしまいました。

自分で購入した本ではないので
いつものように線をひいたり折り曲げたりできないため
読み終わったら本は、付箋だらけになってしまいました。

高校野球でも甲子園でスター選手。
日本では巨人の4番。
そしてメジャーリーグでもヤンキースと
ベースボール界の花道を歩き続けている松井選手ですが
かなり努力の人だったのですね。

「人間万事塞翁が馬」
まさにこの言葉を地で行っているような人です。
今、仕事のミスで落ち込んでいる後輩がいるのですが
この言葉を贈りたい。
http://mizote.info/image/02profile/30kaisetu_jinkan.html

私が気になっていた、
甲子園での5打席連続敬遠についても触れていました。
全ての点がつながって今の松井秀樹があるんだと思います。


本の評価は★５つとしました。
素敵な本をありがとうございました。
これからも野球生活頑張ってください。

●この本で私が”グッ”と共感したところは次のとおりです。

・苦しみやつらさこそが、生きている証ではないでしょうか。
　僕は、生きてる力とは、成功を続ける力ではなく、
　失敗や困難を乗り越える力だと考えます。
　（p87)


・以前と同じように動き合ないのならば、工夫して、練習して、
　トレーニングをして、骨折する前よりすごいバッターになってやればいい。
　心の底から、そう思っています。
　（p17）


・僕は困難に直面した時「今、自分にできることは何か」と自問します。
　悔み、落ち込むしかないのでしょうか。
　多くの場合、そんなことはありません。
　きっと、前へ進める選択肢があるはずです。
　（p44）


・膝を痛めたのは23歳の時でした。この経験をしないまま、
　好きなものだけを食べて30歳を迎えていたら、
　僕の体はもっと弱かったかもしれません。
　怪我のお陰で学んだことと言っていいでしょう。
　（p49）


・努力しなければ人並みにもなれないタイプでした。
　そんなときに支えてくれた言葉でした。
　「努力できることが才能である」。
　（p86）


・結果を左右するのは、願いの強さよりも
　「平常心」ではないかと思います。
　400打席、同じような心境で打席に入れるかどうか。
　（p94）


・何とかして点を取りたいがゆえに、
　どんなボールでも打ち返してやろう、
　と思う気持ちは分かります。
　しかし、そういう重要な場面だからこそ
　打席に向かう時点で頭の中を整理しておく必要があると思うのです。
　（p118）

●この本の目次をご紹介！

第1章 5・11を乗り越えて
第2章 コントロールできること、できないこと
第3章 努力できることが才能である
第4章 思考で素質をおぎなう
第5章 師から学んだ柔軟な精神
第6章 すべては野球のために

●この一冊、誰に効く？何に効く！？
・松井秀喜ファン
・挫折から立ち直りたい人
・天才 ではない人

■　本日の一冊紹介　━

不動心 (新潮新書)

松井 秀喜
【私の評価】★★★★★


《著者紹介》
1974(昭和49)年石川県生まれ。
星稜高校時代、甲子園に四度出場。
1993年にドラフト一位で読売ジャイアンツ入団。
2002年、FA権を行使しニューヨーク・ヤンキースと契約。
2006年5月に左手首を骨折するまで日米通算1768試合連続出場。右投げ左打ち、外野手。

■　関連書籍　■

a. 「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
岩崎 夏海
http://iloveboooks.seesaa.net/article/155595731.html
【私の評価】★★★★★


b. 「サッカー戦術の仕組み―日本人の“サッカーIQ”を高める本」
湯浅 健二
http://iloveboooks.seesaa.net/article/150378643.html
【私の評価】★★★★☆


c. 「パンダのシズカくん」
ジョン・J. ミュース
http://iloveboooks.seesaa.net/article/152018973.html
【私の評価】★★★★★

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＜本の格付け基準＞
　★★★★★（絶対お薦めです！家宝となるでしょう）
　★★★★☆（買いましょう。素晴らしい本です）
　★★★☆☆（社会人として読むべき一冊です）
　★★☆☆☆（時間とお金に余裕があればぜひ）
　★☆☆☆☆（人によっては価値を見い出すかも）
　☆☆☆☆☆（こういうお勧めできない本は掲載しません）
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PS．
本日、ビアガーデンに行ってきます。
私の可愛い後輩が、仕事を辞めて飛び立つもので・・・送別会です。
そんなわけで本日の大村FCの練習は休ませていただきます。