くまのこうちょうせんせい

最近うちの子が、幼稚園から毎日絵本を借りてきます。 なので寝る前に読んでやっているのですが そんな中、感動の一冊がありました。 「くまのこうちょうせんせい」と言う本なのですが 実話をもとにしてつくられた絵本だそうです。 以下、本の最終ページに書いてあった内容です。

くまのこうちょうせんせい

神奈川県茅ヶ崎市の浜之郷小学校の初代校長先生だった大瀬敏昭先生はお医者さんに「あと３ヶ月の命です」といわれました。
でも校長先生は学校に通い続けて「命の授業」を開きました。
３９度の熱があっても教壇にあがると不思議と熱が下がるのです。
子供たちが大好きな校長先生は最後の最後まで教壇にあがり続け、子供たちだけではなく教師にも沢山の事を残し、お星様になりました。

この絵本の作者、こんのひとみさんは２児の子供を持つお母さんシンガーソングライターです。
こんのひとみさんは大瀬校長先生の為だけにライブを開き、このときに校長先生の絵本を作ることを約束しました。
ようやくその約束が果たされました。

私がこの本を読んで頭に浮かんだのが
職場の朝の挨拶運動。（職場の人間しかわからないですが・・・。）

※挨拶運動･･･月初めの週に社員通用口前に10人程度の社員が並び
　　　　　　　　　　出勤してきた社員に対して挨拶を行なう運動。

小中学校のときにやばそうな集団に絡まれたことがあるからか
（社会人になってからもありますが・・・。）
大人が並んで自分に注目されると、上手く表現できないですが怖いんですよね。
トラウマ？？？

こんな感覚は、自分だけだろうからわかってはもらえないのですが
挨拶は、そんなにならばなくてもいつもきちんとやってるつもりなので
挨拶運動をやめてほしいってのが本音です。
（実際は、挨拶運動が始まるよりも早く出社するようにしてますが･･･）

本の中でくまのこうちょうせんせいは、
自分が大きな声が出なくなってはじめて
声を出そうにも出せない子がいることに気づきました。

世の中、色んな子供・色んな人たちがいるわけです。
自分の固定概念だけで物事を判断しちゃいけないって事ですよね。

是非、おすすめ本です。

くまのこうちょうせんせい 作： こんのひとみ 絵： いもと ようこ 出版社： 金の星社 税込価格： \1,260 （本体価格：\1,200） 発行日： 2004年06月 ISBN： 9784323013640

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