昨日・今日と経済新聞のスポーツ欄で「岡田武史が語る」という連載があった。
好きだった部分を、自分の備忘録として抜粋します。
「塞翁が馬」の故事ではないが「チームに起きるすべてのことは意味があって起きる」
「自分はJリーグでも『こういう場合はここにポジションを取れ』と指示し、それを守らせることで結果を出してきた。でも、W杯で勝つには、選手が自分でリスクをとって行動に移れないと無理だろうと」
それは、選手という器に何かを詰め込むことから引き出す指導への転換でもあった。
「例えば、私や(レアルの監督の)モウリーニョがバルサの監督なら、あのDFラインの浅さを修正しようとする。そこだけを取り上げると弱点に見えるから。でもバルサは気にも留めない」。
それはバルサが「自分たちのサッカーはこうだ」というクラブとしての全体設計を優先しているからだと岡田は考える。
「一つ一つの部分に目を向けてそれらをすべて良くして束ねたら、理想の方向に全体として向かうかというとそうとは限らない。むしろ、先に全体としてどこに行くかを定めないと結局、どこにも進めないのかもしれない。これからの日本サッカーにしても」
各論に足を取られることなく、組織を前進させられる骨太な総論、理念の必要性とでもいうのか。
仕事にしてもサッカーはじめプライベートの出来事にしても
難しい局面という物は結構起こるわけで
その時その時は、嫌で仕方なかったりするんだけど
問題が起こるってことは、その時に足りないものが何かあるっていうことなんでしょうね。
5月24日、観光区との壮行試合に敗れた日本代表。
あの日から、チームが変わったように
目の前に起きることは全て意味があるというか
意味を持たせないといけない気がします。
また、チーム活動はサッカーも仕事もそうなんだけど
言われることをやっているだけでは
やはり限界というものがあるんですよね。
言われることだけやるのもダメだし
まして、言われたことさえしないのも問題です。
「全体設計を優先」・・・の考えも奥が深いです。
会社でいうところの経営理念がいかに末端まで浸透しているか?みたいな。
これができているところは本当に強いと思います。
だって、一人ひとりが経営者としての判断ができるんだから。
サッカーだって同じ、チームの目標、戦術などの方針がいかに浸透しているか。
俊輔や楢崎が大会直前にベンチ組に回っても
チームとして一つになっていたのは
こういったことで深いところでつながっていたのだろうと思う。
うん。いいお話でした。
運営者:kuro
妻と娘4人の6人家族。サラリーマンで飯喰ってる割には、職場では意外と浮いている存在だったり?
サッカーと読書と投資(投機?)が好きです。なによりも家族が大好きです♪
プロフィール
講師・メディア履歴
RSSフィード
問い合わせ
SFCのホームページ、サッカースパイク研究室は別で更新中?
┣Amazon.co.jp通販サイト
┣Yahoo!ショッピング
┣Yahoo!オークション
┣ショップジャパン
┣eBEST
┣デジカメ激安通販 デジカメオンライン
┣じゃらん
┣人生は手帳で変わる
┣スピードラーニング
┗ホットペッパー