[読書感想]★★★☆☆「お金の教養ーみんなが知らないお金の「仕組み」」泉正人

「お金の教養ーみんなが知らないお金の「仕組み」 」
泉正人 (著) 、大和書房
【私の評価】★★★☆☆

■今度、『お金の教養講座』とういものに参加しますので
　その予習として読みました。
　読んでまず思ったことは、「泉正人さんは日本のロバート・キヨサキ？」
　「金持ち父さん貧乏父さん 」を日本人向けに書いたような本でした。



■非常にわかりやすく、お金に対する価値観を変えたい人には
　ぜひとも読んでほしいと思います。
　私も本を読んでからお金に対する考え方が変わったと思います。
　これからは、「投資をしないリスク」が大きくなるような気がします。

　本の評価としては★３つとしました。
　泉さん良い本をありがとうございました。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・いくら稼いでもなぜか手元にお金が残らないのは、お金についての
　正しい知識が身についていないから
　（p6）


・お金は貯めるだけのものではなく、貯めたお金を価値ある物や
　サービスに交換するためのもの
　（p20）


・「一攫千金」という言葉があるように、世の中には
　一挙にお金を増やそうとする人が多いのですが、
　これは1日で5キロ痩せようとしているのと同じ・・・(中略)・・・
　大切なのは、お金もダイエットもそれを1日や2日で解決しようとせず、
　習慣化していくこと
　（p33）


・日本にはお金を不浄のものとして扱う傾向があります。・・・
　「運用で得た10万円より、汗を流して稼いだ10万円のほうが美しい」と自然と考えて・・・
　でも、お金は、物やサービスと交換するための手段であったり、
　物の価値を計る基準であるものです。そこには「きれい／汚い」などと考えないほうが、
　ニュートラルな視点で判断できると思います。
　(p35)


・この「仕組み」にしたがって収入の2割を貯めていると、
　毎年2割ずつ貯まっていくのですから、5年経てば年収分の貯蓄が出来る
　(p48)


・保険になると、車より高額で、2000万円もする買い物なのに、
　あまり深く考えず付き合いでハンコを押してしまいます。
　(p97)


・投資をすることだけがリスクなのではありません。肝心なことは投資のリスクを知り、
　お金や経済に関する知識や知性を高め、リスクを回避する方法をとることです。
　(p152)


・お金を運用するスキルがない人がリスクなのであって、
　投資自体がリスクなのではない。
　(p156)

お金の教養ーみんなが知らないお金の「仕組み」

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　★★★★☆（買いましょう。素晴らしい本です）
　★★★☆☆（社会人として読むべき一冊です）
　★★☆☆☆（時間とお金に余裕があればぜひ）
　★☆☆☆☆（人によっては価値を見い出すかも）
　☆☆☆☆☆（こういうお勧めできない本は掲載しません）
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