■ 本日の一冊紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!」
中村 文昭 、 サンマーク出版
【私の評価】★★★★★
■ 私の読書感想 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
著者の中村さんは、新幹線に乗ったとき、必ず隣に座る方と友達になるほど、人とのかかわりを大事にされる方です。
人との出会いは、誰にでもあることですが私自身、それほど意識して大切にしてなかった気がします。
中村さんがこの本を出版することになったのも、そういった人のご縁がつながってのことのようです。
・人のご縁の連鎖は、誰にでもつくれます。多くの方が、その「点」の出会いを、点のまま流してしまっているだけではないかと思うのです。
(p6)
確かに、いろんな人との出会いやその影響を受けて、私自身も作り上げられてきた気がします。
・人間というのは、年齢を重ねていくうちに色々な人に出会って、色々な人の「いいとこ取り」をしながら作られていく生き物だと思っているからです。
(p19)
とはいえ、いろんな方に出会い、その教えを素直に受け入れ、すぐに行動に移した中村さんはすごい人だと思います。
飛行機の中で読んだのですが、笑いあり涙ありのいろんなエピソードがてんこ盛りでした。
移動中に読むには注意が必要です。
本の評価は★5つとしました。
素敵な本をありがとうございました。
●この本を読んで私が実行しようと思うこと!
物を買うときには、自動販売機を極力使わない。
●この本で私が”グッ”と共感したところは次のとおりです。
人生の目的は金もうけじゃないとわかったのは、おれが実際に金持ちになったおかげだ。
貧乏のままだったら、まだ金のために働いていたかもしれない。
だから、金を儲けたことも借金を抱えたことも、ひとつも無駄はない
(p31)
できないことがあったら、まずひとつずつできるようになれ。
自分にとっていちばんいやなことが克服できれば、あとは楽になるぞ
(p35)
世間のやつと同じように金を貰って、同じように金を使ったり貯めたりしていたら、大きな夢が叶うと思うか?
いいか、中村。並の人間と同じことをしていたら、並の人間にしかなれないぞ。
(p37)
やってムリだったらやりなおせばいい。
やれる人間に聞きに行けばいい。
おれたちにできることはそれだけなんだ。
何かをする前にムリだと言っていたら、一勝もできんぞ
(p43)
お金を時計や服、車に使わずに何に使えばいいのか?
社長は「五感に使え」と言いました。
・・・要するに、消えてなくなるものに全部使えということだったのですが、本当は、もっとも消えないものだったのだなと、今、僕は気付いています。
(p50)
真珠のネックレスというのは、一粒一粒バラバラの貝で育った個性豊かな真珠たちが、色や大きさ、巻きや光ぐあいが似ているもの同士集められ、一連につながれることによって、ネックレスという大きな付加価値が生まれる。
人間も同じようなもので、一人ひとりバラバラの家庭で育った人が、同じような考え方や感じ方に共鳴して集まり、そこに理念という名の糸がスウーッと通ることによって、ひとり以上の価値が生まれたり、大きなことを成し遂げたりする。
(p80)
花瓶に切花をさしてもすぐに枯れる。そしたらまたさすんか。何年さすんや。
そんなことより、お花畑をつくらんか。花畑なら、花が咲いたら、種が落ち、新しい芽が出てまた花が咲く。
だんだん花畑は狭くなってくるから花畑を広げる。そういう事業家発想はできんのか。
(p86)
違う。バックギアは、バックするためにあるんじゃない。
方向転換するためにあるんや。
(p88)
「こうしなければならない」と思いながらやることには、お客様は決して喜んではくれない
(p130)
頼まれたことは笑って引き受けよう、これは僕のずっと持ち続けてきたスタンスです
(p142)
「ブランド」という言葉の素の意味は、「お客様との約束」というそうです。
自分たちが胸を張ってお客様とどんな約束を交わすのかが、大切なのでしょう。
(p190)
●この本の目次をご紹介!
第1章 人の心は、足で歩いて手でつかめ
(自動販売機は、人との出会いを遠ざける―人になつかないのは「もったいない」おまわりさんにもオゴってもらえる―つかまった警察だって、人のご縁のかなめになる
ほか)
第2章 尊敬する人のご縁で、人生が濃くなる
(「今日は、でやった?」は人生のおまじない―人を喜ばせることの喜びを、母の口ぐせで知る自信を失いかけたら、遺伝子を信じろ―「大きな人間」を身をもって示してくれた祖父
ほか)
第3章 「人たらし」の本質は、人を喜ばせること
(お客様の「自分らしさ」をプロデュースする―心の奥底のニーズを引き出すコーチング商法ウエディングマーチは蒲焼のかおりにのって―あんなこと、こんなことも可能にするのがクロフネ流
ほか)
第4章 頭も資格も、お金もいらない
(いい話は三日以内に五人にしゃべる―人は「インプット」ではなく「アウトプット」で成長するお母さんに「教えてあげて」成績抜群になった小学生―相手と心を通わせながら賢くなれる方法
ほか)
第5章 人を育てるとは自分が育つこと
(いいリーダーの条件は、なまけ者―任せきったほうが、自分にも相手にもプラスになる勤勉な人は成功しない―体をこまめに動かすだけの人は、知恵を働かせないもの
ほか)
■ 本日の一冊紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!」
中村 文昭 、 サンマーク出版
【私の評価】★★★★★
《著者紹介》
三重県の山奥で林業家の息子に生まれ、高校卒業後、単身上京。
一人の事業家と出会い、果物と野菜の行商をスタート。
やがて六本木に飲食店をかまえるようになり、商売の面白さを知る。
その後、故郷に錦を飾るべく、伊勢で、自分の力でお客様に喜んでもらえるサービスを提供する手づくりのレストラン・ウエディング事業を展開。
多くの若者の支持を得て、派手な広告もせずに大繁盛となる。「商売のすべては出会いから広がっていく」という独特のコミュニケーション、サービスはアイデア満載。
講演をはじめたのは2000年。
初年度十か所、二年目三十か所、三年目八十か所!すべて口コミで広がっている
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■ 関連書籍 ■
a. 「私が一番受けたいココロの授業 講演編 与える者は、与えられる―。」
比田井 和孝
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b. 「地球大予測〈2〉オーケストラ指揮法」
高木 善之
【私の評価】★★★★★
c. 「「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣」
喜多川 泰
【私の評価】★★★★★
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<本の格付け基準>
★★★★★(絶対お薦めです!家宝となるでしょう)
★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかも)
☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)
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運営者:kuro
妻と娘4人の6人家族。サラリーマンで飯喰ってる割には、職場では意外と浮いている存在だったり?
サッカーと読書と投資(投機?)が好きです。なによりも家族が大好きです♪
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