[読書感想文]勝間式「利益の方程式」

以前からビジネス誌にちょくちょく登場され
著書も好評の勝間さんの本を読んでみたいと思っていた。

ちょうど社内でも（世の中が？）
コストダウン・利益追求の話が多いので
出張先で買ったのがこちらの本
「勝間式「利益の方程式」 」

難しい内容（テーマ）だが
本の構成が非常によく
専門用語が多い割には理解できた（つもり）

大枠を説明して詳細に移っていく
本全体を通して統一されておりGood!

この本は、徹底してタイトルでもある
勝間式「利益の方程式」の説明に従事。

利益=（顧客あたり単価-顧客あたり獲得コスト-顧客あたり原価）×顧客数

各パラメータごとに奥深くまで説明がある

ただ、分ることと実行することは別問題。
一日2日でできることではないし
社員一人で動いてどうこうなるレベルでもない

結局は会社全体に働きかけるパワーは無く、腰は重いが
私個人としては、常に頭に入れておきたい知識の1つだ

この本で、最も共感できたのは以下の部分
本編終了後に出てくるのだが･･･。

儲けることははしたないこと、儲けることはずるいこと、
と潜在意識のどこかで感じている方は日本人の中には
まだまだ多いと思います。
しかし、儲けというのは、顧客の感謝の表れなのです。

逆に言うと、今儲けていないという事は
顧客に感謝されていないという事。
何においても、安く安くといった雰囲気があるがもう少し視点を変えてみてはいかがかなと感じる。

顧客に感謝されるものづくり
顧客に感謝される仕組みづくりをしていきたいものだ。