「人間の人生というのは、あのように大きな一枚の絵を完成させるようなものだ。それを完成させた人生を成功の人生と呼び、そして、この先どんな絵を完成させるかについて考えることを、人々は夢と呼ぶ。
　少ないピースから成る小さな夢を見るやつもおれば、あの絵のように、とてつもなく大きな夢を見るやつもおる。どういう夢を思い描くかは、その人間の自由だ」
（p48）

人間は行動の結果、ピースを一つだけ与えられるのだが・・・
行動の結果として手に入るものに、そのつど一喜一憂するのではなく、ただひたすらこう考えよ。これはどこに使うことになるのだろう、と。
（p57）

大切なのは、何になりたいのかではないのだ。何になろうともかまわんが、どんな人間になりたいかなのだ。
（p102）

お前は、世間の人のいうところの『無償』で働くことによって、金の代わりにパズルのピースを手に入れるのじゃよ。
　それは、上司からの信頼や人望、人脈かもしれん。技術や知識の向上の場合もあれば、一人だけいい恰好をしようとすると思われる、同僚からの妬みかもしれん。世間からの称賛の場合もあれば、無意味なことと笑われるというピースかもしれん。必ずしもそのときに、もらって嬉しいと感じるピースではないかもしれんが、お前が多いなるビジョンを描き、それを最終的に完成させ、成功の人生を手に入れたときに、あとから出来上がったその大いなる絵を見てみると、その時に手に入れたピースがどこでどのように役に立ち、他とつながり、使われているかが見てとれる、そういう一つのピースを手に入れることが出来るのじゃ
（p137）

●この本の目次をご紹介！

衝動
出会い

「賢者の書」
序章旅の始まり
第一の賢者
第二の賢者
第三の賢者
第四の賢者
第五の賢者
第六の賢者
第七の賢者
第八の賢者

発見
最後の賢者
新しい旅立ち
あとがき

■　本日の一冊紹介　━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

賢者の書(新装版)

喜多川泰
ディスカヴァー・トゥエンティワン ( 2009-08-05 )
ISBN: 9784887597334

kuroki2011のバインダーで詳細を見る

「賢者の書(新装版) 」
喜多川泰、ディスカヴァー・トゥエンティワン
【私の評価】★★★★★

《著者紹介》
1970年東京生まれ。愛媛県に育つ。東京学芸大学卒。
1998年、横浜に聡明舎を創立。
以降、生徒の能力を最大限に発揮する方法を求めて自己啓発の研究を続け、自ら執筆活動を始める
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■　関連書籍　■

a. 「君と会えたから・・・」
　喜多川泰
　【私の評価】★★★★★

b. 「私が一番受けたいココロの授業―人生が変わる奇跡の60分」
　比田井和孝
　【私の評価】★★★★★

c. 「日本一心を揺るがす新聞の社説―それは朝日でも毎日でも読売でもなかった」
　水谷もりひと
　【私の評価】★★★★★

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
＜本の格付け基準＞
　★★★★★（絶対お薦めです！家宝となるでしょう）
　★★★★☆（買いましょう。素晴らしい本です）
　★★★☆☆（社会人として読むべき一冊です）
　★★☆☆☆（時間とお金に余裕があればぜひ）
　★☆☆☆☆（人によっては価値を見い出すかも）
　☆☆☆☆☆（こういうお勧めできない本は掲載しません）
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おっ！

メルマガで読んでみたいなぁと
思って他のやつ見てたら
社説の方を買ってしまった＾＾；

yuuki 2011/03/10(Thu)10:59:05 edit

Re:おっ！

To yuukiさん

どっちもいい本ですよ！

2011/03/10 12:25

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