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大村市の市内リーグで活動しているサッカーチームSFCのブログです。その他長崎県リーグ2部所属の大村FCについても紹介します。最近は読書ネタが多いかな。
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■ 本日の一冊紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ココロでわかると必ず人は伸びる
木下 晴弘 、 総合法令出版
【私の評価】★★★★★

■ 私の読書感想 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

なぜだか、最近は教育関連の本に手が伸びてしまいます。
もしかすると、無意識のうちに体が欲しているのかもしれません。

この本も、塾講師をされていた木下晴弘さんの本になります。

教えることというのは、思った以上に難しいことです。
では、なぜ難しいのか?
頭でわかっても、ココロでわかっていないからではないか?
というところからスタートします。

この本のテーマは「感動」
感動するエピソードが書かれているのはもちろん
感動させる話の展開や、
木下さんの情熱に私も思わず感動してしまいました。

本書内のエピソードの中から
たくさんのパラダイムシフトが起こった気がします。

 ※パラダイムシフト
  「パターン化した視点がガラッと転換すること」
  「思い込みがひっくり返ること」

エピソードを用いて、感動と共に要旨を伝える。
これが本当にうまいです。
東京通信工業のエピソードやイチローの作文、朝という字など、
それだけ聞くと、「へぇ~」で終わりそうなところですが、
話し方や話の順番で感動と共に訴えかけられるので絶対に忘れなくなると思う。

最後には、木村さん自身の涙の感動秘話で・・・打たれました。
この本、おすすめします。



本の評価は★5つとしました。

素敵な本をありがとうございました。

●この本を読んで私が実行しようと思うこと!

やめる:どちらか一方の「or」で考える
始める:両立させる「and」で考える

先日、残業時間に関する議論の場でのこと

  • 納期を守るためには残業せざるを得ない
  • 残業削減のために納期を伸ばしたい

と2つのことを天秤にかけるような話し合いがありましたが
両立させるような、新たな手法を考えるようにしていきたい。
新たなステージに行くというのかな。
相反する矛盾を満足する・・・何だかTRIZ的な発想です。

●この本で私が”グッ”と共感したところは次のとおりです。

「感動」
語源は「感即動」。まさしく「感じ」「即」「動く」ことである。
(p4)
感動の力こそ人の意欲を引き出す最も大事な根本と考えるようになった。
人間は心で動いている。心を動かせば人間は動くのである。
(p66)
イヤだとか言わなくなる。自分の存在意義、このためにやっているのだという、仕事の意義を深いところで理解するから
(p96)
「なんでそんなことをしたんだ!」という言い方ではなく、「何が原因だったの?」という言い方をする
(p106)
親と子というとすぐイメージされがちな上下の関係ではなく、一人の人間として彼らを見つめ接するのがいい。そうすれば彼らも対等の相手としてこちらの言うことを聞いてくれる。
(p158)
クレームの処理というのはまさしくゼロサムゲーム。元に戻して当たり前、それだけでは何も生み出さない。本当にしんどい
(p171)
問題が次々と起こりそれを乗り越えていくのが私たち、いや人間の仕事なんだ
(p218)

●この本の目次をご紹介!

1章 人を教え伸ばす力は「感動」にあった
2章 こうすれば「教える力」は飛躍的に伸びる
3章 言葉と心が人を動かす武器になる
4章 「教える力」は家庭にこそ使える
5章 人の気持ちがわかると自分も伸びる
6章 熱い心で目いっぱい感動の涙を流そう

■ 本日の一冊紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ココロでわかると必ず人は伸びる
木下 晴弘 、 総合法令出版
【私の評価】★★★★★

《著者紹介》
1965年、大阪府生まれ。同志社大学卒業。卒業後、銀行員になるも学生時代に関西の大手進学塾・浜学園の講師経験で得た充実感が忘れられず、銀行を退職し同塾の専任講師となる。生徒からの支持率評価得点のアベレージが九五%以上という驚異的な成績を誇り、灘高校をはじめとする超難関校に数多くの生徒を合格させる。その後、関西屈指の進学塾である希学園の設立・経営に参加。「授業は心」をモットーに、学力だけでなく、人間力も伸ばす指導は生徒、保護者から絶大なる支持を受ける。以降一〇年間にわたり、講師および広報、渉外、講師研修などのさまざまな業務を経験。2001年春、同学園を退職し、(株)アビリティトレーニングを設立。最前線で教えてきたノウハウをもとにした教職向けの授業開発セミナー等で精力的に活動している
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■ 関連書籍 ■

a. 「本気の教育でなければ子どもは変わらない
 原田 隆史
 【私の評価】★★★★★


b. 「抱きしめよう、わが子のぜんぶ―思春期に向けて、いちばん大切なこと
 佐々木 正美
 【私の評価】★★★★☆


c. 「私が一番受けたいココロの授業 講演編 与える者は、与えられる―。
 比田井 和孝
 【私の評価】★★★★★

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<本の格付け基準>
 ★★★★★(絶対お薦めです!家宝となるでしょう)
 ★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
 ★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
 ★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
 ★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかも)
 ☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)
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