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大村市の市内リーグで活動しているサッカーチームSFCのブログです。その他長崎県リーグ2部所属の大村FCについても紹介します。最近は読書ネタが多いかな。
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棺桶屋、棺桶二つ。。。いや、たぶん三つだ棺桶屋、棺桶二つ。。。いや、たぶん三つだ / 顔なし

■ 本日の一冊紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日本人なら知っておきたい武士道 (イラスト図解版)
武光 誠 、 河出書房新社
【私の評価】★★☆☆☆

■ 私の読書感想 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

先日別の本で、『日本には、歴史上6つの危機があった』というものを読みました。
[書評]日本には、歴史上6つの危機があった「日本賛辞の至言33撰―世界の偉人たちが贈る」

アジアで唯一(?)植民地化されることなく危機を脱してきた日本。
その強さ、根底にあるものが”武士道”ではないか?
なんて自分の中でキーワードになっていたのでしょう。

子どものために行った図書館で
”武士道”の方から私の方へ飛び込んできたので
思わず借りてしまいました。

正直なところ、読み物として人にお勧めできるほど面白いものではなかったです。
説明が平易で、深みがないと言っては著者の方に失礼ですが
歴史の流れを広く浅く淡々と説明してある教科書みたいな感じでした。

でも武士の精神と言うのか
「義」「勇」「仁」・・・などを読んでいると
サムライカッコエ~と思います。

「節義のない人間は、才能や学問があっても世の中の役に立たない」
「義を見てせざるは勇なきなり

とか、己に厳しいんですが、生き方が格好良い!

今の時代、刀を持ち歩きちょんまげをした武士はいませんが
武士道の本質(和の心)というのは
現代の日本人にも受け継がれていると思います。

東日本大震災時の日本人の行動については
海外メディアでも驚きと称賛を受けていたはずです。

武士道の本質

  • 自分の役割を果たす責任感
  • 良い人間関係を作る礼儀
  • 自分で物事を考えて決定する自主性


本の評価は★5つとしました。

素敵な本をありがとうございました。

●この本を読んで私が実行しようと思うこと!

武士道の本質(和の心)を大切にする!

●この本で私が”グッ”と共感したところは次のとおりです。


・道理に任せて決断をする心である
・人間が進むべき、まっすぐで狭い道である
・最も厳しい規範であり、「勇」と並ぶ武士道の双生児である
(p13)

・勇猛、勇敢、剛胆、忍耐などの徳である
・ただ危険を冒すのではなく、正しいことをすること
・試練に耐える胆力である
・精神的には、常に動じない「心の平静」を意味する
(p14)

・愛、寛容、他者への同情であり、やさしい母のような徳
・苦しんでいる人のことを心に留める心
・人の上に立つ者に必要な心
・かよわい者、劣った者、敗れた者へも与える
(p15)

・他人に対する思いやりを、目に見える形で表現すること
・他人の喜怒哀楽に共感し、優美な感受性として表れるもの
・正しい作法にもとづいた鍛錬により、身体の機能にも秩序ができ、
 環境とも調和して精神が統御される
(p16)

・嘘をつかず、ごまかさないこと
・武士は言葉に重きを置いたため、約束は証文なしで決められた
・身分が高いほど、より高い「誠」の水準が求められる
(p17)
名誉
・名誉のためなら、貧しさや試練にも耐え、命すら安いものと考えられた
・若者は、名誉を追求すべきである
・短気は軽蔑の対象になり、忍耐強さが必要とされた
(p18)

●この本の目次をご紹介!

プロローグ 武士道の「実像と虚像」をいま明らかにする
1章 新渡戸『武士道』の正しい読み方1―「義」「勇」「仁」…武士の精神のかたちとは
2章 新渡戸『武士道』の正しい読み方2―日本人の心「大和魂」と武士道の関係
3章 語られなかった武士道の核心―農村領主の道義として生まれた武士道
4章 太平の世の武士の実相―幕藩体制は武士道をこうして歪めていった…
5章 武士道書の古典を読み解く―『五輪書』『葉隠』…は真の武士道を伝えたか
6章 武士なき時代の武士道と日本人―武士道が近代日本にもたらした光と影
エピローグ 「和の心」として現代人に生きる武士道

■ 本日の一冊紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日本人なら知っておきたい武士道 (イラスト図解版)
武光 誠 、 河出書房新社
【私の評価】★★☆☆☆

《著者紹介》
1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。文学博士。現在、明治学院大学教授。専攻は、日本古代史、歴史哲学。比較文化的視点を用いた幅広い観点から日本の思想・文化の研究に取り組む一方、飽くなき探究心で広範な分野にわたる執筆活動を展開している
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■ 関連書籍 ■

a. 「日本賛辞の至言33撰―世界の偉人たちが贈る
 波田野 毅
 【私の評価】★★★★☆


b. 「龍馬の夢―幕末動乱の闇をひらく
 小西 聖一
 【私の評価】★☆☆☆☆


c. 「マンガ孫子・韓非子の思想
 蔡 志忠
 【私の評価】★★★☆☆

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<本の格付け基準>
 ★★★★★(絶対お薦めです!家宝となるでしょう)
 ★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
 ★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
 ★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
 ★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかも)
 ☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)
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