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大村市の市内リーグで活動しているサッカーチームSFCのブログです。その他長崎県リーグ2部所属の大村FCについても紹介します。最近は読書ネタが多いかな。
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■ 本日の一冊紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

抱きしめよう、わが子のぜんぶ―思春期に向けて、いちばん大切なこと
佐々木 正美 、 大和出版
【私の評価】★★★★☆

■ 私の読書感想 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

思春期の子がいるわけでもないのに
なぜだか手にした一冊です。
子どもが何を欲しているのかが良くわかりました。
子育てに関わる方はぜひ一度読んで欲しい。

思春期の子はいないけど、
小さな子どもたちや
部下や後輩との人間関係においても
十分参考になる一冊でした。

反省すべきこともありました。

いちばん大切なことは、この「話を聞く」ということです。
家事や仕事で忙しかったとしても、子供たちが話しかけてきたら、手を休めて、子供の目を見て話を聞いてあげてください・・・
(p48)

⇒子供のために時間を割いてあげる。
ウチの場合、4人まとめて話しだすので大変なんですが。



本の評価は★4つとしました。

素敵な本をありがとうございました。

●この本を読んで私が実行しようと思うこと!

子供があこがれる親になる!

●この本で私が”グッ”と共感したところは次のとおりです。

子供に期待を寄せるよりも、今がんばっていること、できることを見つけて、「よくがんばってるね」と認めてあげてほしいと思います。
「こうしなさい」ではなく、「がんばってるね」とたくさん応援してあげましょう。
(p41)
子供がこんな態度を取ったときは愛情不足や不安感を感じているとみていいでしょう。
・汚い言葉を親に投げつける
・暴力的な行動に出る
・閉じこもって何もしゃべらなくなる
(p44)
親を信じているから安心して反抗できる、
あるいは信じたいから反抗していると言ってもいいでしょう。
(p46)
まず、自分自身が周囲に対して心を開くことです。
人の善意を信じ、自分も他人から信じられる人間になることです。
(p53)
人間は、相互依存のなかで生きているということを、子供たちは親の姿を見て、学び取っていきます。…親が人を信じられなければ、子供もまた人に心をゆるせないまま育ってしまいます。親子関係とはそういうものなのです。
(p54)
自立することを求める前に、子どもが気が済むまで十分に依存(甘え)させてあげることが大切です。
(p64)
本当は「子どもがわからない」のではなく、わかろうとしていないのではないでしょうか。
(p78)
人間は命令や指示では反発します。ところが依頼を受けると、ある種の共感的な感情が芽生える
(p87)
人は自分の幸福だけを求めていたのでは、自分の幸福に出会うことができないという事実に、そろそろ私たちは気付くべきではないでしょうか。私たちは、だれか大切な人といっしょに喜びあうことで、はじめて幸福になれるものなのですから。
(p141)
親が子どもの様子にいらいらしていたり、あせっていると、
子どもはこのままではいけないんだと不安になり、
親以上に焦燥感を持ちます。
(p150)
今の親は、子どもが望まない性格や特性をもっていると、認めたがらないようです。むしろ、自己主張が強くなったぶん、親が子どもに向けて、こういう子どもじゃなきゃいやだとか、こういう子どもになってほしい、という要求がどんどん強くなってきました。
(p154)
家族というのは、
物事がうまくいっているときにはあまり必要ではありません。
しかし、家族のだれかが病気をしたとか、
何か不始末を起こしてしまうとか、
失敗してつまずいているとか、
そういうときこそ家族がみんなで協力しあって、
助けてあげることが大切だと思っています。
そのために、家族があるのです。

・・・
子どもは失敗して大きくなるもの。
大いに失敗させ、必要なときは
親が子どものかわりにお詫びすればいいのです。
(p177-180)
私は子どもを育てるということ以上に意味のあることや、
価値のあることなどないとさえ思っています。
一人の人間を生み育て、立派に成人させることは、
最高に価値のある、誇るべき仕事ではないでしょうか。
これ以上、すばらしい仕事はない。
最高の生きがいだと私は思っています。
それは、与えることの喜びです。
(p184)
子どもが伸びやかにすくすくと育つ姿。子どもは着実に成長していく姿を親に見せることで、親に拍手を送ってくれているのではないでしょうか。親にとって、ただ、それだけで幸せなことではないでしょうか。
(p188)

●この本の目次をご紹介!

1章 思春期につまずいてしまうのはなぜか
2章 子どもは依存と反抗を繰り返して自立する
3章 生きる力になる自尊心を育む
4章 まるごと受け入れて、抱きしめて
5章 思春期には、こんなまなざしが大切
6章 親も子もハッピーになれる絆づくり

■ 本日の一冊紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

抱きしめよう、わが子のぜんぶ―思春期に向けて、いちばん大切なこと
佐々木 正美 、 大和出版
【私の評価】★★★★☆

《著者紹介》
昭和10年前橋市生まれ。
昭和42年、新潟大学医学部卒業。
東京大学で精神医学を学び、ブリティッシュ・コロンビア大学児童精神科に留学し、児童精神医学の臨床訓練を受ける。
帰国後、国立秩父学園(重度知的障害児居住施設)や東京大学精神科助手を経て、神奈川県児童医療福祉財団・小児療育相談センターに所長として20年間勤める。
その間、東京大学精神科、東京女子医科大学小児科、お茶の水女子大学児童学科等で非常勤講師、ノースカロライナ大学で非常勤教授を務める。
川崎医療福祉大学特任教授、横浜市総合リハビリテーションセンター参与
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■ 関連書籍 ■

a. 「地球大予測〈2〉オーケストラ指揮法
 高木 善之
 【私の評価】★★★★★


b. 「本気の教育でなければ子どもは変わらない
 原田 隆史
 【私の評価】★★★★★


c. 「いのちをいただく
 内田 美智子
 【私の評価】★★★★★

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<本の格付け基準>
 ★★★★★(絶対お薦めです!家宝となるでしょう)
 ★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
 ★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
 ★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
 ★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかも)
 ☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)
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