■ 本日の一冊紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「人生がときめく片づけの魔法」
近藤 麻理恵 、 サンマーク出版
【私の評価】★★★★★
■ 私の読書感想 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
新聞広告で、ずいぶん長い間掲載されているので
気になって読んでみました。
片づけテクニックの本かと思ってましたが
この本は奥が深かった!!!
ある種、哲学書とも言えるのではないでしょうか。
この本を読んで、どうしても片づけをしたい衝動にかられ
早速、職場の自分の机と我が家の片づけを行ってます。
この本で書かれている、”短期間で終わらせる”は
なかなか難しいですけどね。
職場では、自分の机は片付いている方の部類
だと自負がありましたが
いざ片づけを始めてみると出るわ出るわ・・・不要なものが。
自分の席でこれならば、隣の後輩の席をやったら
気持ちよさそうだなぁなんて。
自分の家は、さらにすごかった。
我が家には、収納が足りないと思っていたのですが
不要なものを処分するだけで、結構なスペースができてしまいました。
まだまだ、ほんの少ししか片づけしてないのに。
本を読んで、ここまで行動に移させる
こういった本が良い本!なのかもしれませんね。
本の評価は★5つとしました。
素敵な本をありがとうございました。
●この本で私が”グッ”と共感したところは次のとおりです。
ファイリング法や収納法などのノウハウよりも、本当に大事なのはその人自身の生活に対する意識や考え方であり、「何に囲まれていきたいか」というきわめて個人的な価値観
(p7)
「今日はこの部屋を片付けよう」ではなく、「今日は●●」「明日は●●」というふうに、「●●」ごとに片づけを進めていくようにするのです。
(p41)
片づけで必要な作業は「モノを捨てること」と「収納場所を決めること」の二つだけ。大事なのは「『捨てる』が先」の順番だけ。
(p45)
「祭り」と呼んでいるかというと、ある意味、高揚した気分で、短期間で終わらせてしまうことが大切だと考えているから。やっぱり、いつまでもお祭り気分ではいけないのです。
(p47)
具体的に「理想の暮らし」を妄想してみることが重要
(p57)
心がときめくものだけに囲まれた生活をイメージしてください。それこそ、あなたが手に入れたかった、理想の生活ではありませんか?
心がときめくモノだけを残す。あとは全部、思いきって捨ててみる。
すると、その瞬間から、これまでの人生がリセットされ、新たな人生がスタートするのです。
(p64)
私がしていたことは、善意を装いながら自分がモノを捨てる罪悪感を、ただ人に押し付けていただけなのです。
(p81)
「ときめかないけど、捨てられない」モノに対しては、1つひとつ、その本当の役割を考えてあげること。すると、意外なほど多くのものが、すでにお役目を終えていることに気づくはずです。
(p87)
未読の本はすべて捨てる。何年もほったらかしの未読の本よりも、今読みたいとピンときた本を読んだ方が、断然いいはずです。
(p125)
本はタイミングが命。出会ったその瞬間が読むべき「時」なのです。
その一瞬の出会いを逃さない為にも、手元には本を置き過ぎないことをおすすめします。
(p130)
「売るときに箱があった方が高く売れるから」という考えは、はっきりいって損です。箱を取っておいてある大事なスペースを単なる物置で使ってしまう方が、家賃として考えれば高くつきます。
(p150)
片付けとは、一つひとつの過去に片をつけていくこと。思いで品の片づけは、人生をリセットし、次なる一歩を踏み出すための「片付け祭りの総決算」
(p157)
一流のスポーツ選手が道具を神聖なものとして扱い、ていねいに手入れをし、大事にするというのは良く聞く話です。きっと彼らは自然に、そうしたモノの力を感じているのだと思います。だとしたら、特別な仕事道具じゃなくったって、・・・
(p224)
自分という人間を知るには、机に向かって自己分析したり、人に話を聞いたりするのももちろん良いけれど、片づけをするのが一番の近道だと私は思います。持ち物は自分の選択の歴史を正確に語ってくれるもの。
片付けは、本当に好きなモノを見つける自分の棚卸でもあるのです。
(p231)
「片付けの魔法」効果の一つが、自分の判断に自信が持てるようになること
(p234)
結局、捨てられない原因を突き詰めていくと、実は二つしかありません。
それは「過去に対する執着」と「未来に対する不安」。
(p238)
それでもここにモノがあるという事実。それは過去に、他人ではなく、ほかならぬ自分自身が選択した結果、そこにモノが存在しているのです。
危険なのは、それらを見て見ぬふりをしたり、自分の選択を否定するかのように乱暴に捨ててしまうこと
(p241)
人はそんなに多くのものを大事にはできません。・・・だから、自分にとって本当に大切なモノだけはせめて大切にしたい
(p267)
●この本の目次をご紹介!
◎ 「毎日少しずつの片づけ習慣」では一生片づかない
◎ 「場所別」はダメ、「モノ別」に片づけよう
◎ モノを捨てる前に「理想の暮らし」を考える
◎ 触った瞬間に「ときめき」を感じるかどうかで判断する
◎ 「思い出品」から手をつけると必ず失敗する
◎ 家にある「あらゆるモノの定位置」を決める
◎ 大切にすればするほど、モノは「あなたの味方」になる
ほか
■ 本日の一冊紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「人生がときめく片づけの魔法」
近藤 麻理恵 、 サンマーク出版
【私の評価】★★★★★
《著者紹介》
こんどう・まりえ 片づけコンサルタント。
「乙女の整理収納レッスン」主宰。
床が見えないゴミ部屋を
ホテルのスイートルームのように
劇的に変える「片づけのプロ」として活躍。
これまで個人レッスンを通じて、
のべ100万個以上のモノを
「生徒さん」に捨ててもらった実績を持つ。
幼稚園年長から
「ESSE」や「オレンジページ」等の主婦雑誌を愛読。
掃除・片づけ・料理・裁縫などの家事をこよなく愛し、
「花嫁修業」的な小学生時代を送る。
中学3年のとき、ベストセラー『「捨てる!」技術』を読んで開眼、
本格的に片づけ研究を始める。
大学2年のとき、コンサルティング業務を開始、
「こんまり流ときめき整理収納法」を編み出す。
「一度習えば、二度と散らからない」ことが評判となり、
口コミだけで顧客を広げる。
女性限定の「乙女の整理収納レッスン」のほか、
紹介者を必要とする「社長の整理収納レッスン」も根強い人気を呼んでいる。
卒業生のリバウンド率ゼロをキープ中。
■関連動画(結構おもろかった)
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<本の格付け基準>
★★★★★(絶対お薦めです!家宝となるでしょう)
★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかも)
☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)
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運営者:kuro
妻と娘4人の6人家族。サラリーマンで飯喰ってる割には、職場では意外と浮いている存在だったり?
サッカーと読書と投資(投機?)が好きです。なによりも家族が大好きです♪
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