■ 私の読書感想 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ついつい、我が子の出産シーンを思い出し胸が熱くなってしまった。
大切なメッセージを思い出させてくれた素敵な本でした。
私のじいいちゃん、ばあちゃんが
昨年あたりからそろって体調が悪くなってきています。
人間寿命があるので、いずれは死というものが来るのでしょう。
でもこの二人が、原爆の落とされた長崎の地でも
生き延びてくれたからこそ、自分の今の命もあるのだなぁと。
もちろん、じいちゃん、ばあちゃんだけでなく
自分の親も、ずっと昔からの
祖先の方々の命のリレーがあって自分がいるのだなぁと。
自分の子供たちに対しても
何をしてあげないといけないのか考えてしまいますが
親が何かをしてあげるのではなく
自分たちで生きていくためには
どういった経験をさせてあげるのが良いか。
自分がどれだけ手本として生きていけるか。
まあ、あまり固くならずに考えながら生きていこう!
●この本で私が”グッ”と共感したところは次のとおりです。
「…生き延びたおまえの命は、命を落としたこの国のすべての人の希望の光だ。
伸び伸びと生きろ。
欠点は周囲の人の才能に助けてもらえばいい。
でも、長所はお前だけのものではない。
母を助け、家族を助け、周囲の人を助けるために使いなさい。…」
(p112)
命を大切にするというのは、決してなくすのを恐れて臆病になることではなく、命をぶつけて真剣に生きようとすることなんだ
(p116)
子供たちは変わっていないということだ。
・・・
時代に関係なく、子供たちは素直で正直に、大人の教えたことに反応してくれる。
変わったのは大人が子供に教える価値観の方なのだ。
(p120)
「…もちろんだ。すべての人間に使命があり、それを果たすために必要なものはちゃんと持って生まれている。自分が持ってこなかったものを嘆く必要などない。それは、自分の使命を果たすために必要ないと自分で判断しておいてきたものだからね」
(p203)
■ 本日の一冊紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「母さんのコロッケ ~懸命に命をつなぐ、ひとつの家族の物語~」
喜多川 泰 、 大和書房
【私の評価】★★★★☆
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<本の格付け基準>
★★★★★(絶対お薦めです!家宝となるでしょう)
★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかも)
☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)
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運営者:kuro
妻と娘4人の6人家族。サラリーマンで飯喰ってる割には、職場では意外と浮いている存在だったり?
サッカーと読書と投資(投機?)が好きです。なによりも家族が大好きです♪
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