■ 私の読書感想 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
喜多川泰さんの本「上京物語」にリストアップされていた
父から息子へ贈る本リストより読んでみた本。
※父から息子へ贈る本リストは後半に記載。
環境問題に関する新聞記事を読んだ中学生が
自ら立ち上がり、日本の森を守ろうと行動を起こした実録!
自ら目的を持って行動を起こすことで
学習の仕方もまるっきり変わった行く様などは感動します。
私自身の身近な場所でも(職場近辺)
山を切り開き、工業化していくたびに
イノシシやウサギなどが、敷地内にあらわれたり
車にひかれている姿を見かけるし。
書かれている環境に対する考え方も
まんざらでもないんだろうなぁと思います。
花粉症の私からすると、人工林(スギ・ヒノキ)では山がダメになってしまうのであれば
杉もヒノキも切っちゃってくれればいいのにと心底思う。
※以前、「ホンマでっか!?TV」で環境評論家の武田邦彦先生も同じ話されていたのでこっちの方が説得力あるし。
環境問題を考える、とっかかりの本とすれば
読み物としては素敵です。
ただ、だからと言って自分がこの団体に賛同するかとなると
う~ん。
何か好きになれないんですよね。
この冊子やこの団体のブログとか見ていると
自分たちは、一生懸命努力している。
それをわかろうとしない奴らは敵だ!・・・みたいな、そんな印象を受けてしまう。
正論なのかもしれませんが
なんとなく、団体に対する不信感が。
●この本で私が”グッ”と共感したところは次のとおりです。
「先生、これクマだけの問題と違う。ぼくらの問題でもあるんや。先生、ぼくら寿命まであと何年生きなあかんと思う。あと70年ぐらい生きなあかんねん。今の自然破壊見てたら、ぼくら寿命まで生き残られへんてはっきりわかるねん・・・」
(p24)
「先生、大人って、ほんまは僕ら子供に愛情なんかないんと違うかな。自然も資源もみんな、自分たちの代で使い果たして、ぼくらに何も置いとこうとしてくれへんな」
(p25)
■ 本日の一冊紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「クマともりとひと―だれかに伝えたい、いまとても大切な話」
日本くま森協会 、 日本くま森協会
【私の評価】★★★☆☆
■父から息子へ贈る本リスト
※「上京物語」より
[大学1年]
春 アルケミスト――夢を旅した少年/パウロ・コエーニョ
夏 君と会えたから/喜多川泰
秋 I met a boy. 父の日に、バンビ公園で。/松尾健史
冬 この世で一番の軌跡/オグ・マンディーノ
[大学2年]
春 君たちはどう生きるか 吉野源三郎
夏 「原因」と「結果」の法則/ジェームズ・アレン
秋 アミ 小さな宇宙人/エンリケ・バリオス
冬 新史 太閤記(上下)/司馬遼太郎
[大学3年]
春 手紙屋――僕の就職活動を変えた十通の手紙
夏 手紙屋~蛍雪篇
秋 ビジネスマンの父より息子への30通の手紙
冬 壬生義士伝(上下)/浅田次郎
[大学4年]
春 坂の上の雲(一~八)/司馬遼太郎
夏 賢者の書
秋 君に成功を贈る/中村天風
冬 人を動かす
入学時 クマともりとひと――森山会長講演録/日本熊森協会
卒業時 植松努 信じる力――植松努講演録/NPO法人読書普及協会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<本の格付け基準>
★★★★★(絶対お薦めです!家宝となるでしょう)
★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかも)
☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
運営者:kuro
妻と娘4人の6人家族。サラリーマンで飯喰ってる割には、職場では意外と浮いている存在だったり?
サッカーと読書と投資(投機?)が好きです。なによりも家族が大好きです♪
プロフィール
講師・メディア履歴
RSSフィード
問い合わせ
SFCのホームページ、サッカースパイク研究室は別で更新中?
┣Amazon.co.jp通販サイト
┣Yahoo!ショッピング
┣Yahoo!オークション
┣ショップジャパン
┣eBEST
┣デジカメ激安通販 デジカメオンライン
┣じゃらん
┣人生は手帳で変わる
┣スピードラーニング
┗ホットペッパー