泣ける本です・・・「ひまわりのかっちゃん」

■　本日の一冊紹介　━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ひまわりのかっちゃん (講談社青い鳥文庫)

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西川 つかさ 講談社 2010-05-15

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図書館

「ひまわりのかっちゃん (講談社青い鳥文庫)」
西川 つかさ 、 講談社
【私の評価】★★★★☆

■　私の読書感想　━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

出来の悪い子が、ある出会いをきっかけに激変するという物語。
著者である西川さんの自伝になります。

小学５年で出会った、森田先生の指導方法の中に子供と接するための重要な要素が詰め込まれている気がします。
私もたびたび反省させられる思いでした。

物語的には、ありきたりな（先が読める）展開なのですが、後半は、涙なくして見れない状態でした。

教育に関わる方や、子育てを行う親。
あるいは、行き詰まりを感じている人には是非とも読んでみてほしい一冊です。

本の評価は★４つとしました。

素敵な本をありがとうございました。

●この本を読んで私が実行しようと思うこと！

子供の対応が自分（親）の思い通りにならないときでも
怒る前に、一人の人間として尊重し
考えをしっかり聞いてあげるように心がけたいと思います。

●この本で私が”グッ”と共感したところは次のとおりです。

「お母ちゃんとか先生たちは、勉強できねば大ぎぐなったら困るどって言うの？」
「なんもさ。勉強でぎなぐたって、ちゃんと生きていこうと思えば生きていけるし、勉強が苦手な人でも立派な人はいっぱいいる。
したけど、字、読めなかったり書けなかったりすると損する。
かっちゃんは、損するのいやでないがい？」
（p132）

かっちゃんが言ったことに、ばかにしたような態度はとらず、こんなうれしそうにする人を見るのははじめてだったし、ちゃんと考えて答えてくれようとしていることがうれしかったのだ。
（p136）

「なんも百点なんか取るごとないんだ。七割がたわがってれば、勉強したごとのほとんどは理解してるってごとなんだ。大切なごとは理解するというごと・・・」
（p187）

大切なことを学んだ気がした。それは、人を笑わせるということの楽しさと難しさだ。
（p220）

●この本の目次をご紹介！

はじめに
１　ひとりぼっち
２　夏休みの事件
３　かっちゃんの秘密
４　運命の出会い
５　小さな奇跡
６　初恋とライバル
７　かっちゃんの卒業式
おわりに

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ひまわりのかっちゃん (講談社青い鳥文庫)

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西川 つかさ 講談社 2010-05-15

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ブックオフ

図書館

「ひまわりのかっちゃん (講談社青い鳥文庫)」
西川 つかさ 、 講談社
【私の評価】★★★★☆

《著者紹介》
1958年、北海道生まれ。脚本家、小説家。
ラジオ、テレビの脚本構成、児童小説、刑事小説など、ジャンルを問わずに活躍している

■　関連書籍　■

a. 「本気の教育でなければ子どもは変わらない」
　原田 隆史
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b. 「私が一番受けたいココロの授業 講演編 与える者は、与えられる―。」
　比田井 和孝 比田井 美恵
　【私の評価】★★★★★


c. 「十二番目の天使」
　オグ マンディーノ
　【私の評価】★★★★★

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＜本の格付け基準＞
　★★★★★（絶対お薦めです！家宝となるでしょう）
　★★★★☆（買いましょう。素晴らしい本です）
　★★★☆☆（社会人として読むべき一冊です）
　★★☆☆☆（時間とお金に余裕があればぜひ）
　★☆☆☆☆（人によっては価値を見い出すかも）
　☆☆☆☆☆（こういうお勧めできない本は掲載しません）
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