自分の現状を変えなければならない事態が起こるたびに、『今よりももっと素晴らしい人生を手に入れるためには今の場所にとどまっていてはダメだぞ』と誰かが教えてくれているんじゃないかと思うようになったんじゃ。それを証拠におまえさん、こういう事態でも起こらない限り、頭を使って現状を変えようなんて思わなかっただろう。
（p51）

悩みを抱えて生きている人間はほとんどすべてが、自分から幸せになろうとすることを放棄しておる。・・・今の自分のいる場所から動きたくない。ただそれだけの理由で今までと違うことをしようとすることをいろんな理由を付けて否定するんじゃ。
（p55）

人間が一番成長できる瞬間、それが人と出会う時
（p73）

大切なのは、目の前の一人の人生に興味を持つことだ。愛を持ってその人を見ることだ。
（p75）

自らが生きる目的をしっかりと持たなければならんぞ。それができれば、どれだけ多くの物を手に入れても不安にさいなまれることなんてないし、そのために必要なものなら、どれだけ巨額な買い物をしても、罪悪感に見舞われたり、不安になることもない・・・すべては本当の夢を実現するための手段でしかない
（p112）

テストする側が一番恐れていることは、テストでいい結果が得られないことではありません。テストで生じなかった不具合が、実際に実用化されたあとで生じてしまうことです。
（p144）

自分にできることを一生懸命やってその見返りとしてお金をもらうことが働くことだと思っている。ところが、自分にできることを一生懸命やっているつもりが、いつのまにか自分の都合だけでものを売ろうとしたり、サービスしようとしたりするようになってしまう。そしてそれが一生懸命仕事をしていることだと勘違いしてしまう
（p160）

●この本の目次をご紹介！

◆第一話長船堂書店の危機

◆第二話出会い

◆第三話再会

◆第四話好転

◆第五話迷い

◆第六話種と花

◆第七話奮闘

◆第八話奇跡

◆あとがき喜多川泰

■　本日の一冊紹介　━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「福」に憑かれた男人生を豊かに変える3つの習慣

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喜多川泰総合法令出版 2008-09-24

「「福」に憑かれた男人生を豊かに変える3つの習慣」
喜多川泰、総合法令出版
【私の評価】★★★★★

《著者紹介》
1970年東京生まれ。愛媛県に育つ。東京学芸大学卒。
1998年、横浜に学習塾聡明舎を創立。
以降、生徒の能力を最大限に発揮する方法をもとめて自己啓発の研究を続け、自ら執筆活動をはじめる
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■　関連書籍　■

a. 「君と会えたから・・・」
　喜多川泰
　【私の評価】★★★★★

b. 「手紙屋蛍雪篇～私の受験勉強を変えた十通の手紙～」
　喜多川泰
　【私の評価】★★★★★

c. 「賢者の書」
　喜多川泰
　【私の評価】★★★★★

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
＜本の格付け基準＞
　★★★★★（絶対お薦めです！家宝となるでしょう）
　★★★★☆（買いましょう。素晴らしい本です）
　★★★☆☆（社会人として読むべき一冊です）
　★★☆☆☆（時間とお金に余裕があればぜひ）
　★☆☆☆☆（人によっては価値を見い出すかも）
　☆☆☆☆☆（こういうお勧めできない本は掲載しません）
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